沖縄ファミマ4月30日発売。美味しいコラボが実現
沖縄のソウルフードであるタコスとそばをうまく組み合わせたことで、ありそうでなかった新たな商品が誕生しました。沖縄ファミリーマートから4月30日に新発売された「沖縄タコスそば」。毎年開催している「春夏商品セミナー」で、今年発売される新商品としてピックアップされています。
タコスそば自体は、わしたショップ(沖縄県物産公社)が商品として10年以上前にレトルト食品を販売していたり、Isa麺(那覇)やてだこそば(浦添)でも通常メニューとして提供されています。2018年2月には、うまいもん甲子園県大会を優勝した向陽高等学校のメニューを商品化した「わったーぬTACOそば。」を沖縄ファミリーマートから発売しており、意外にもこの組み合わせは以前からあるようです。
温めずそのまま食べるまぜ麺スタイル
タコスミートにはひき肉と玉ねぎ炒め、辛口トマトミックスに辛口ソースとあります。辛口と書かれていますが、辛くなくスパイシーぐらいの感覚でした。
調理麺でまぜ麺風に温めず食べます。タコスと沖縄そばはどちらも温かい状態で食べるので少しびっくり。特に電子レンジの目安時間も書かれていないので間違っていはいないと思いますが少し心配(´-`)
ソウルフードの融合。定番商品なるか
中身はタコスミートに一口サイズに刻まれたトマト、レタスとチーズ。ミートとレタスがくっつかないようしっかりシートで分けられています。自分で盛り付けるスタイルです。
「わったーぬTACOそば。」のときにはトマトとチーズとは別に半熟玉子がついており、サルサソースは別添えになっていました。
上のフタを外すとゆで中華麺が出てきます。
麺の上にタコスミートから順にのせ、崩れないようタコス風に仕立て上げていきます。うん、美味しそう…!
スープがないのでミートと麺を絡めるために結局混ぜることになります(笑)
麺は、ほどよくモチモチでつるっと喉越しのよい平麺。そばよりはパスタに使われそうな麺といった印象です。ほのかにスパイシーで甘みのある具材が絡んで、面白い食感に。
具材はタコスなので味は確かにタコス。はじめはタコスミートをベースにしたボロネーゼを食べている気分になります。
食べ進めてみると、トマトとレタスのシャキシャキ感があるのでタコライスを食べてるような感覚に戻ります。タコライスの味をベースに麺を食べていることは間違いないも、慣れないせいか不思議な味わいです。味はしっかりスパイシーなので美味しいです。
具材と麺のバランスはちょうどよく、これだけでもお腹が満たされる分量でした。麺なので食べごたえがあるんですよね。
今回新商品として沖縄ファミリーマートがタコスそばを発売したことは、けっこう大きな出来事かなと個人的に思います。タコスと沖縄そばが"食文化"として浸透しているように、タコスそばもその役割を担える可能性はあるかなと思いました。コーヒーやファミチキという今では馴染み深い商品も、はじめ登場したときは意外な商品でした。それがいまでは当たり前のように買うことができます。コンビニが"食文化"をつくりだせるという好例であり、そこに続く商品としてどんどん新しいものが投入されています。名前からわかりやすいタコスそばは、時間はかかるかもしれませんが、これを機にじわじわと浸透していくかもしれません。
いま、まさに食文化になる可能性を秘めた食べ物を目の当たりにしていると考えると、なんかワクワクしますよね。そんなことを考えてしまう商品でした。
商品の詳細
商品名 | 沖縄タコスそば |
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内容量 | 1食分(502kcal) |
賞費期限 | 1日半 |
保存方法 | 10℃以下 |
原材料 | ゆで中華麺辛口ソース和え、タコスミート(ひき肉玉ねぎ炒め、大豆たん白入り辛口トマトミックスソース、辛口ソース)、レタス、トマト、チーズ、糊料(加工デンプン、増粘多糖類)、調味料(アミノ酸等)、酒精、かんすい、乳化剤、pH調整剤、グリシン、セルロース、硫酸Ca、着色料(カラメル、カロチノイド)、酸味料、香料、(原材料の一部に小麦粉、卵、牛肉、鶏肉、豚肉、りんご、ゼラチンを含む) |
製造者 | ㈱みなと食品沖縄 |
製造者住所 | 那覇市港町3-4-18 |
発売日 | 2019年4月30日 |
販売場所 | 沖縄ファミリーマート限定 |
商品の種類 | 調理麺 |
価格 | 450円(税込み) |
備考記載 | <裏>本品製造工場では、そば・卵を含む製品を製造しています。 |
公式サイト | なし |
取り扱いは沖縄ファミリーマートのみ
沖縄ファミリーマート限定商品になります。定番になるかはわからないので食べられるのは今のうちの可能性もあります。気になる方はお早めに!
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